2023 3/18 『違いの解る男』、知っても時に気にしない技術。~おまけ:過去のお仕事の話part1~
休日の朝寝坊。
いつも通りの時間に目は覚めたんですが、ほうじ茶ラテを淹れて、先日の仕事帰り、大幅な電車の遅延があった日に寄った成城石井でゲットした、『クーベルチュールチョコレート』を朝から。(笑)
クーベルチュールチョコレートって、てっきり製菓用のチョコレートなんだろうな、くらいに思っていたんですが、カカオの比率や油脂がカカオバターだけ、といった国際規格の条件を満たすものが『クーベルチュールチョコレート』と呼ばれるんだそう。
『クーベルチュール』はフランス語で、『毛布』『覆い』のような意味だそう。
お菓子のお布団、みたいな感じでしょうか…。
かわいらしい発想だな、と思ったのと、チョコレートに厳密な国際規格があったことも初めて知りました。
個人的には国際規格と言えば、スマートフォンの充電口が何だか一番身近に感じるんですが、色んな事に基準や規格があるんだな、と思います。
嘘かホントか正確に調べてもいませんが、コーヒーショップで、コーヒーとミルクを合わせたドリンクの名前が『ラテ』となっている時と『オレ』となっているときがあって、何が違うんだ、みたいな話の答えが、『イタリア語』表記か『フランス語』表記か、という差だとか。
個人的には『ラテ』はエスプレッソ使用、『オレ』はドリップコーヒー使用って感じは確かにしてた、と思ったんですが、以前働いたことのあるお店には、『カプチーノ』なんかの他に、更に『フラットホワイト』なんてものもあって、詳細過ぎる分類に戸惑った記憶があります。
『フラットホワイト』はフォームミルクの少ない『オーストラリアならではのカフェラテ』なんだそうですが、細やかな違いのあるメニューを再現する仕事というのは、違いを自分が知り、違いを感じとれ、再現する方法や技術を身につける必要のあるお仕事ではあります。
そんな『小さなこと』と思う人が多くいる中で、違いを分かる人に『これではない…』と思われてしまうことも…。
(実際、『これはフラットホワイトじゃないよ!』とオーストラリアご出身のお客様に先輩は言われたこともあったとか…)
『違いが解る男』…いつかのコーヒーのCMにそんなフレーズがあったような気もしますが、違いが解り過ぎても解らな過ぎても…なのかも知れませんね。(笑)
細かな事まで解らないこともあるけれど、『自分が満足できる可能性の高い表記』くらいに思っておくのがいいのかも知れません。(笑)
『クーベルチュールチョコレート』はおいしいチョコだったな、みたいな。(笑)
先日の寄り道で購入したもの達。
雨の降る休日の午前をのんびり過ごすのにちょうどよかった。
さて、午後だ。
来週の買い出しや、やっておこうと思ってたことを雨もあがる予報だしそろそろやろうかな。