2023 3/21 心と色の話。
明け方から変な感じ(いや、正確には前日から引きずってたかも)でしたが、気を取り直して午後はお出かけ。
全然気持ちが向かなかったことに不思議と気持ちが持てるようになって少し前からアクセサリーを買いたくなっていました。
高価なものでもなく、2000円もあれば買えるものなんですが、アレルギーのある人に対応した素材でもあるようでしたし、自分の収入から考えたら妥当な金額です。
所謂『ホンモノ』じゃなくても十分満足。
以前の職業柄が影響してるかもしれませんし、家事が嫌いじゃないというのもあるかもしれませんし…なんでかと言われるとよくわからなんですが、長く時計以外アクセサリーはしない人、でした。(時計もブランド物ではなくベーシックなシルバーのものを社会人になるとき自分で買い、十年使って、何故かここ最近紛失…ただめちゃ探そうって気にもならない不思議。)
過去、髪がセミロングくらいだったことはあるんですが、ロングにしようと目論んだことはあっても、したことはありません。
ショートカットになって数年。(というか、枝毛が気になったり、忙しかったり、色んな理由で定期的にセミロング⇒ボブ⇒ショートカット⇒ボブ⇒セミロング…みたいなことを繰り返していました。)
髪が長かった頃にはヘアアクセサリーは少し持っていましたが、それくらい、で好んではアクセサリーを身に着けませんでした。
お年頃になると、周りはピアスをのために耳に穴をあけたりする子も多かったと思いますが、そんな経験もしないまま今の年齢になって今頃になって、顔周りが明るくなるのはいいな、と思い始めたんですが、今から開けるのもなんだかな、と。(何だか皆よりゆっくりなのかな、自分。)
そんなことを思っていたら、近頃はイヤリングでもデザインがゴテゴテせず、耳たぶが痛くならないものがあるようで、先日の病院受診の日に急に心惹かれて、今日の午後、改めてそのイヤリングの購入のためにお店まで行ってみました。
たくさんデザインがある中で、どうも私は小さなフープのデザインが好みのようで…。
シルバー、ゴールド、ピンクゴールドの3色があったんですが、もともとはシルバーを買うつもりでいたのに、今日は何故だかシルバーとピンクゴールドで悩んだ…。
結局、心の栄養だ、ということにして惹かれた2つ両方を買ってみました。(選びきれずに2つ買って言い訳。(笑))
別に今まで黒が特別好きだったわけではないんですが、気が付くと何故か持ち物がどんどん黒くなっていました。
理由は何となく心当たっています。
以前、同居人だった年上の女性がいるのですが、彼女が黒色が好きでした。
私が何かと迷いがちというか…こだわりが持てないだけなのか当時よく解りませんでしたが、よく言えば適応力があるとも言えるのか、悪く言えば自分がなく染まりやすいだけなのか…(でもたぶん、自分がなかったのならしんどくなるってこともないのかも知れないので、自分はあったのに、他人の影響を強く受けていただけかも知れません…)そんな私に、『黒にしときなよ』とか、彼女が黒が好きなだけかも知れませんが、黒いものを着ている私に『いいね』と言ってもらえていることが続いた結果、もしかして黒が似合ってるのかな、くらいにも思っていましたし、いつの間にやら悩んだら黒を選ぶようになっていた。
まぁたぶん、今思えば、他者評価で自分の評価や選択をしてただけかもしけないところもありそうな気もしますが…。
後々不調になったときに気が付きました。
意識はしていなかったけれど、褒められることよりも、批判されるとに恐怖心をもっていたかも知れません。
何故なのかは今は深堀しないでおこう、と思いますが。
よく思い出せば前っからそういうところがなかったわけじゃないような気もします。
前々から『前兆』(?)はあったような…
また長くなり過ぎても…なので、話を脱線しないようにしようと思います。←
とりあえず、積極的に(?)自分が『黒が好きだった』ということは過去特にない気もするので、その彼女の影響が大きいのでは、と思っている、という…。
別に黒が嫌いってこともないんですが。
調子を崩す直前(数カ月前のこと)、全く関係のない人物ではあるんですが、『何故黒ばかりなの?』と聞かれたことがありました。
別に黒ばかりでもいいと思うし、そもそも批判か否かという問題もあると思うんですが、私は無意識に『また批判をされるのでは』とどこかで思ったんじゃないかという気がします。
その質問をした方は男性だったんですが、最初はなんかこの人メンドクサイな、と感じたんですね。(笑)
女性はかわいくないといけなくて、黒い服ではダメなのか、女子アナみたいでないといけないのか…的な。(いや誰もそんなことは直接的には言ってはないんだが。笑)
とりあえずなんかいちゃもんを付けられるのを感じて面倒だと私は思ったみたいです。
(果たして相手にいちゃもんつけたろう感があったかは知りませんが。(笑))
『もっとこうした方がよくなるのに』みたいな含みのある言い方に感じたんでしょうか…?
それを言われたからとも関係もないと思うんですが、黒いものが増えているのは確かで、調子を崩してしばらくの間、何故か黒いものを着るのが嫌になったときがありました。
またしばらく経って調子が良くなってきてから、今度は徐所に何故か選ぶ色が明るい色に…という不思議現象がありました。
最初はグレー、その後アイスグレー、で、白。(笑)
結局、モノトーンではあるんですが。(笑)
数カ月前の一瞬の出来事を今振り返ると、遅れて来て一瞬だけ発生した反抗期みたいにも思います。(笑)
冷静になって今考えると別に聞いても聞かなくてもいい、聞こえたところで聞き流しておけばいい程度のことでは?とも思うですが(まぁ相手がずっとごちゃごちゃ言ってたら反抗期じゃなかったとしてもイライラはしそうではあります)、他にも色んなストレスが重なっていたんでしょうね、そんな小さなどうでもいいようなことまでにストレスを感じたという…。(笑)
このもしかすると、傍から見たら勝手になんかいちゃもんつけられてるように思って勝手にイライラしていただけ…思春期の子がイライラしがちだったり鬱々しがちだったりするのに似た感じに映ったんじゃないかな、と思います。
偶々出たピンク色の話。
母によると、私は小さい頃にピンク色が好きだったそうです。
ただ思い出そうとしてもピンクが好きだった頃の自分を思い出せはしないんですが。
(それくらい前の話なのかも知れませんね。)
物心ついて自分が好きだった覚えのある色は『水色』で、小学生になった頃くらいのことだとは思います。
時は流れて…。
ある時引っ越しをします。
もうだいぶ大きくなっていたになっていたんですが、兄妹一人一人に部屋が用意された時のこと。
何故かは解りませんが、私は部屋の絨毯が最初からピンクで用意されていました。
(他の兄妹は各々自分で選んだんだと思うんですが。決めるときに偶々私はいなかったのかも知れません。)
その後、男性とお付き合いをするようになります。
その時『女の子って〇〇なんじゃないの』と言われてストレスに思ったことがあったけ…それからしばらくして何故か私は淡いピンクのスカートを買い、サッカー観戦にピンクのロングスカートを着て行って、この日に限ってはパンツにしといても良かった、TPO的にミスったな、と思ったのを覚えています。(笑)
そこから時は流れて。
同居人だった年上の女性が誕生日にくれた名刺入れがピンクだった…。(ピンクだった理由は解りませんが、きっと若い女の子はピンクが好きだろうと思ったんじゃないかな?)
お世話になった女性経営者の方…ちょっと圧が強め…からクリスマスに頂いたディオールのピンクのグロス…。
ピンク色の服を着ていたら褒められたこと…。
ピンクのエピソードって結構あります。
そこからまた随分時は流れて、偶々数カ月前の『ピンク色の話』が出た時、私は半分無意識くらいで、『私はピンクが好きじゃない!』と何故か答え、『どうして?女の子ってピンク好きでしょ』と言われた時に色んなことを思い出していた気がします。
今になって思うんですが、『ピンク色』って私にとって何となく誰かの理想のために着る色の象徴みたいになってたんでしょうか…。(笑)
『女の子らしくないといけない』
『女の子はピンクが好き』
そこに怒るのは『ピンク』に対して自覚していないながらも何か刷り込みがあったんでは…という気がします…。
ちなみに、私は男性になりたいという願望も特にはもっていません。
(ただ女性でなかったら…という気持ちになることがあった経験はある気がします)
なんだか不思議ですね。
ひょんなことで意識していなかった自分に気が付く、ということが起こるんだ…的な(笑)
結局、心が壊れた気がして少し経って、少しずつ落ち着き始めた過程で、よくよく自分を観察していると、身に着けるもののほとんどは結局モノトーンが好きなようではありますが、差し色程度に色を入れるのは真っ黒な恰好になる以前からでした。
季節の変わり目でもあるので、イヤリングを見に行ったついでに、ちょっと春っぽい色のストールでもみてみようかな、と思ってはいたんですが…いざ買い物に出た今日、私が自分で選んだのが以外にもピンクのパンプスだったことに自分で驚いた。(笑)
しかもこのところ色があるものを選ぶときに選びがちだったオレンジと悩んで、自らピンクを選んだ…。
季節を考えたのもあった、多分夏だったら、オレンジにしたかも知れず、オレンジはもう少し先の季節にしてもいいな…とちょっと思ったのもあるけれど…
それにしても数カ月前にあったことを思い返して、ピンクを選んだ自分が意外だった、というか…最近の自分の行動が他人のすることみたいに予想外に感じるような…そんなことも多々ある気が…。
驚いた出来事でした。(笑)
これがその選んだピンクのパンプスです。
母が言っていた『あんたはピンクが好き説』に、えー?と思っていたんですが、今の調子でピンクを選んだのだから、その話も本当の話なのかもとちょっと思いました。
改めなくても結構なピンクだな…とは思いながら購入はしましたが…部屋に持ちこんでみたら長らくピンクを身につけなかったのもあってか、ピンクが気になるくらいに目立ってるような…。(笑)
でもまぁ今の職場なら、明るい色を好む女性も多いから、目立つこともないと思ってもいるんですが。
改めて考えると、数カ月前にされた、どうして黒ばかりなのかという質問に深い意味もないんでしょうし、偶々フォーマルを毎日のように着用する仕事をしていた私の黒への目の慣れもあったのかも知れない…冷静になるとそんなもんですが、一体何を心に溜め込んでいたんでしょうね。(笑)
人はもしかすると、色に影響を受けたり、自分の心が色の好みになって表れたりもするのかも知れません。(好む色だけじゃないんでしょうが、以前、精神科の先生が、見たらその人のことは大体わかる、的な事を言っていましたっけ。)
ちなみにピンク色はカラーセラピーなんかでは自己愛の色だそう。
もしかすると、ですが、ピンクを選ぶようになったってことは、自分を大事にしようとしていることのあらわれなのかもしれない、と前向きに捉えることにします。(笑)
ちなみにこのパンプスはGUで割引で購入しました。
割引に割引を貼られてまさかの590円でした。(笑)
折角買ったから、春の内にたくさん履こう。